昼寝

5/7
前へ
/260ページ
次へ
「‥ゾロ。 せっかくだからキスしてよ」 「動くとチョッパーが起きるぞ」 「大丈夫よ。お願い」 「ったく…」 ナミの顔を後ろに向かせ,寝ているチョッパーを起こさないようにそっとキスをした。 「ゾロったら変なの。優しい」 「お前,寝ぼけてんのか? いいから早く寝ろ」 普段の気の強いナミではなく,穏やかな笑顔の彼女に少し胸が高鳴る。 「どこにも…いかないでよ?」 「俺はお前が起きるまでここにいるぜ」 いつもとは違い甘えるナミに,ゾロは頭を撫でて言い聞かせるよう言った。 それをみてナミは満足そうに微笑む。    
/260ページ

最初のコメントを投稿しよう!

412人が本棚に入れています
本棚に追加