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「‥ゾロ。
せっかくだからキスしてよ」
「動くとチョッパーが起きるぞ」
「大丈夫よ。お願い」
「ったく…」
ナミの顔を後ろに向かせ,寝ているチョッパーを起こさないようにそっとキスをした。
「ゾロったら変なの。優しい」
「お前,寝ぼけてんのか?
いいから早く寝ろ」
普段の気の強いナミではなく,穏やかな笑顔の彼女に少し胸が高鳴る。
「どこにも…いかないでよ?」
「俺はお前が起きるまでここにいるぜ」
いつもとは違い甘えるナミに,ゾロは頭を撫でて言い聞かせるよう言った。
それをみてナミは満足そうに微笑む。
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