恐怖の影

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『ハァ、ハァ…もう…無理…』 花は疲れて、歩くのもやっとの状態だった。 逃げる花よりも追う影のスピードの方が速いため差はだんだん無くなっていく。 『もぅ、ダメ…だな…』 そう呟いた次の瞬間、花は手首をガッと捕まれた。 花の体は、一気に硬直する。
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