恋始..

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    だけど気になったあたしは 興味津々にその場に近付いて みることにしたの。     ≪ピ━━━ッ!!! 試合終了!!≫     其処は、サッカーの試合を しているみたいだったわ。     「…凄い人の数..」   辺りは女子がいっぱいで 活気付いていた。     とてもじゃないけど 長居しようとは思わない。   足早に去ろうとしたら あたしの視界に何かが入った。     ━…それは紛れもない 浅倉 劉の姿だった。   「うそ…」     彼は楽しそうにボールを蹴り 一点、また一点と シュートしていった。     「劉…っ」     本当は、今すぐ駆け寄って 彼にあたしの存在を 焼き付けたい。  
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