傘もささずに。作成中

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Side‥Hayato 「‥‥っはぁ」 タケからの電話で竜が河原に居るってわかった 走って河原に行くと 雨の中竜が何かを探してるようだった 「りゅっ!!!!」 「‥‥はやと?」 竜の目は少し淋しそうに揺れた 「何やってんのお前! 連絡はつかねぇし雨ん中何やってたんだよっ」 「‥‥ごめん」 「風邪引くから帰るぞ」 「先に帰れよ。」 「はっ?」 「‥‥いいから帰れよっ」 「何やってんのか教えてくれたら帰る」 「無理」 「言え」 「無理」 「言え」 「ピンキーなくしたんだよ」 「は?」 「教えたんだから帰れよ」 「ピンキーなら明日探せばいいだろ?」 「無理 付けてなかったら安心出来ねぇんだよっ あれがなかったら俺が隼人のもんだって思えねーんだよ」 「‥‥竜。」 「‥‥‥‥」 抱きしめたくなったけど それより早くピンキー見つけてあげたくなった 「竜、お前そっち探せ 俺はこっから下探すから」 「‥‥‥おぅ」 .
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