2・死者の町

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午前7:00... 轟...宅 轟「行ってきます..」 母「行ってらっしゃい」 外に出ると濃い霧が 立ち込めていた 轟「何だこの霧は... 飛ばさずゆっくり 行くとしょう...」 バイクのエンジンをかけ 学校に向かう... 走行中 轟「あれは..誰だ??」 進んでいる道の 遠くに人影が見える 徐行し人影15m手前で停止し バイクを降りた 轟「あのぉ..どいて もらえませんか??」 人「...」 向こうを向いて黙っている よく見ると 服のあちこちが破け たくさんの傷が見えていた 轟「聞こえていますか??」 人「アァーー」 轟「!?!?!?」 急にこちらに振り返り 両手を前にだし向かってくる 轟は急いでバイクに戻り 学校に向かって走り出した 轟「なんなんだあれは に..人間じゃない.. あれで立っていられる 訳がない..」 轟が見た人は胸の辺りが ぱっくりと裂けていた 轟(忘れよう...) そして学校に着いた やはり.. 様子がおかしかった.. 普通に学校の日なのに 誰も駐輪場に居なかったのだ
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