サルバトール・ダリ

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1989年にフィゲラスのダリ劇場美術館に隣接するガラテアの塔で、心不全により85歳の生涯を閉じた。 エピソード…ダリは、1936年に制作した『茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)』がスペイン内戦を予言したと称し、「完全なダリ的予言の例」として文字通り自画自賛している。ほかにも自己顕示的で奇妙な言動は多く、講演会で潜水服を着て登壇したはいいが、酸素供給が上手くいかずに死にかけたことがある(1936年、ロンドン)。象に乗って凱旋門を訪れたり、また「リーゼントヘア」と称してフランスパンを頭に括りつけて取材陣の前に登場するなど、マスコミに多くのネタを提供した。 今日ではダリのピンとはねた口ひげと目を大きく見開いた顔は、「アート」そのものとして認知されるほどの人気であり、スペインのシンクロナイズドスイミングチームが水着の柄に採用して競技会に出場したことがある。 自伝『秘められた生涯』には、若い頃、鉛筆と紙を買いに出たのに魚屋に行ってしまったとか、地下鉄の乗り方・降り方を知らず、友人が先に降りていってしまったとき泣き出してしまったとか、作品を持って移動する際、作品を紐で体にくくりつけていたといった …う~ん凄いわたしは「記憶の固執」が好きです すごいセンスの持ち主ですよね 「自分の人生の舵を失った」は名言だと思います 我雨乃親さんは現ばなれした思考、純粋過ぎる彼が好きだとの事ですimage=153107846.jpg
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