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瑛太は地面に倒れこんでいた。未来も地面に倒れこんでいた。
未来が大通りへ飛び出した際に瑛太のバイクに衝突をしてしまった。
瑛太が、ゆっくり目を開く。白い天井と一人の男性が目に入ってきた。
「気付いたかね?」
瑛太は周囲を見回していると、
「心配ないよ。ここは病院だ」
「病院……」
瑛太は体を起こそうとするもの痛みが走る。
「君の場合は……左足、左腕の打撲で済んだよ。今は麻酔が切れてるから痛み止めを使おうか」
「あの……」
医師は瑛太を見た。
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