出会い

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瑛太は眠っている未来をジッと見ている。看護師は何も言わず出ていってしまった。 その意味の重さ、深さを今の瑛太は気付くはずもなかった。 瑛太は花を添えるとベットの横に腰をおろした。 それから瑛太は毎日のように面会に来た。 最初は、 家族への謝罪の為に…… だが一行に家族の姿は見られない。 外は、いつしか、桜満開の季節になった。
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