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二年に上がるとき…私は兄貴を忘れようと必死だった…
告白された男と付き合ったが21日で別れた…。
二年生になると兄貴とも別のクラスになり、兄貴とサヤカもクラスは別れた…。
内心ほっとした。だが、サヤカと同じクラスになった。
もう兄貴のことは諦めた。
そして…出逢った。
25歳、独身…講師になったばかりの新米先生、本多先生だ…。
二年間はこの人に恋をしていた…
先生には大学から付き合っている彼女がいたが、気にしなかった。
私はこの頃大学進学か、看護学校進学か迷っていた。
本多先生は「大学よりも裕香は看護婦のが似合ってるよ❗」と言われて、看護学校進学に決めた。
数学が苦手だった私は毎日、本多先生に習いに行った。
その甲斐もあり見事に合格をした…超難関の看護学校だった。
そして私は高校を卒業…最後に振られる事を覚悟で本多先生に告白をした……。
答えはNOだった。
仕方なかった…それでも本多先生とは今でも連絡をとっている……。
私は看護学校に進学したもの…つまらなかった…何の目標もなく頑張ることは出来なかった…。
私は看護学校をやめた。
何もやることがないので…とりあえずスーパーのでレジの仕事をした。
姉の紹介でスーパーに入ったので特にやる気もなく、のらりくらり仕事をこなした。
このスーパーこそ私の人生を転換させた。
私は帰る手段を持たなかった…夜遅くまで仕事だと、タクシーで帰っていた…
そんなとき、店長がたまたま送っていってくれることになった…
あまり話した事はなかったが、帰りのタクシー代が浮いてラッキーだった…
この出逢いが私の人生を大きく変えた……。
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