遣隋使

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太子 ぬいぐるみをギュッとしているところが描きたかったんです。 あー犬なでたい!   「ワンちゃんが飼いたいよ~」 「馬子様が、うるさいし、太子がすぐ仕事サボって犬と遊ぶからダメだって言ってらしたじゃないですか」 「むー、馬子さんは厳しいなー」 「それに、太子が犬にかまってばかりだと僕も退屈ですしね」 「ほへ?」 「時間があるとすぐそっちに行っちゃうでしょ」 「もしかして、妹子…やきもち?」 「え、別にそんなんじゃ…!いや全然そんなことありませんよ!」 「ははー妹子にもそんな感情が…」 「だから違いますって!」 「大丈夫!妹子は特別だから」 「あ、え?」 「たぶんワンちゃんより妹子といる方が楽しいから大丈夫!そうだよなーワンちゃんがいると世話しなくちゃいけないから妹子とも遊べないかー」 「はぁ」 「でもワンちゃん飼いたいー!あ、じゃあ妹子、私にワンちゃんのぬいぐるみくれないか」 「ぬいぐるみですか?」 「妹子からのプレゼントなら本当のワンちゃんより嬉しいし、妹子もやきもち焼かないでしょ」 「そうですね…って、だからやきもちじゃありません!」 「早くワンちゃんぬいぐるみ欲しい~」 「人の話聞けアホ太子!」image=153507279.jpg
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