出逢う

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永遠はその人物に、今までとは違う雰囲気を感じたが目を上げることは無かった。 騒いでいた生徒たちも一気に静まり、そちらを向く。 そして口々に呟いた。 「生徒会副会長‥‥」 「こちらにいらっしゃるなんて珍しい」 「天羽間さんにご用なのかしら?」 「相変わらず綺麗な顔だな」 副会長、らしき人物は教室を見渡す。 「天羽間さんはいないのか?」 再度問うその声に、呟いていた生徒たちは不安を感じたのか、立ち上がって答えた。
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