出逢う

13/21
前へ
/75ページ
次へ
「ここだ」 副会長なる男の後について廊下を進むこと数分。 永遠は一際立派な扉の前にいる。 男はその扉をノックすると、直ぐに扉を開けた。 「遅かったな」 部屋の奥にある執務用の机に座るのは、副会長よりも美しさ際立つかんばせの男。 「教室で手間取ってな。天羽間さん、どうぞこちらに」 副会長に手で誘導され、永遠は答える暇すら与えられずに近くのソファーに座らされた。  
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加