出逢う
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「ここだ」 副会長なる男の後について廊下を進むこと数分。 永遠は一際立派な扉の前にいる。 男はその扉をノックすると、直ぐに扉を開けた。 「遅かったな」 部屋の奥にある執務用の机に座るのは、副会長よりも美しさ際立つかんばせの男。 「教室で手間取ってな。天羽間さん、どうぞこちらに」 副会長に手で誘導され、永遠は答える暇すら与えられずに近くのソファーに座らされた。
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