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「失礼します。」
保健室に入る。
「先生ちょっと紙で指先きっちゃったんでバンソコ下さい。」
うそをなぜかついてしまった。
「どれ見せて。」
先生ゎ血に濡れたハンカチをとり真剣な顔をして傷を見て言う。
「ねぇ…夏木さん本当に紙で切ったのこれ??」
明らかに今までの先生とゎ声も表情も違う。
「はい。」
私ゎまた嘘をつく。
「そう、だったら良かった。」
「手当てありがとぅございます。」
教室に着くとケータイがなる。
空ちゃんからのメールだった。
「大丈夫!?ねぇ??奏次サボろう!!屋上でまってるから。」
屋上に行くにゎ、今いる三階から一階に行き螺旋階段で上まで行かなくてゎならない。
私ゎ、廊下に行き階段を下がろうとすると、ドンッと誰かに突き飛ばされる。
「…えっ!?」
体がちゅうに浮く。
一瞬何が起こったのか分からない。ただ笑い声が聞こえるのはよく分かる。
ドンッ、ドンッ、ドンッ
私ゎ悲鳴をあげるが突然視界が暗くなる。
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