疑い

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小林君の化けの皮が、剥がれていく。 「なんかこのままフラれるのって、ムカつくから、俺と勝負しない??俺が負けたらあんた諦めてやるよ」 はぁ…これ誰?? なにこの変貌ぶり てか…なに勝手に変な事いってんの?? 「意味わかんないし」 私はそう言い、階段をおりる。 「あ~じゃあさ、バラしてもいいのかな??奏の彼氏の事…まさかなぁ~あんなやつと付き合ってるなんてな…まぢウケる」 小林に腹がたった私は、つい口を滑らせてしまう。 「あんたみたい奴に涼介の何が分かるのよ!!」 「へぇ~まさかとは思ってたけど…やっぱりそうなんだ、奏が付き合ってるのって…五十嵐だろ??」 「えっ…」 「その反応やっぱそうなんだ!まさかと思って…カマかけて見たら…まぢウケるわ」 ヤバイ どうしょう…
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