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とりあえず部屋の中に入り荷物を置き、部屋の真ん中に置いてあるテーブルの側に押し入れから座布団を出してきて座る。
テーブルをはさんで、涼介と向かい合って座っていると、恥ずかしくてつい俯いてしまう。
「奏」
「ん??」
「今日どうする?泊まる?」
「…え??あぁ~、帰るよ。明日学校だし、制服家にあるし。」
一瞬ドキッとした。
泊まれるものなら、泊まりたい…でも、もし涼介に明日学校行く前に家まで送ってもらって、誰かに見られたら大変な事になる。
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