869人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ッ、痛い痛いッ」
「あら~ごめんね、大丈夫だったかな大林??」
「…ッ、俺は小林だ!!」
「大林君大丈夫??」
「美琴まで…ッ俺は小林だってば!!」
こんな風にふざけて笑いあうのも、もう残りわずかだと思うと少し寂しくなった。
(いつまでもこうやって、3人で笑いあっていたいなぁ…。)
雪がふわふわと宙を舞って、地面に落ちる。
いつの間にか静かになったので振り返ると、美琴と小林が手を繋いで楽しそうに話していた。
「じゃあ、私こっちだから。」
楽しそうに話してる美琴達と別れ、私は家へ向かう。
最初のコメントを投稿しよう!