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「美琴、小林~、ごめんね。」
待ち合わせの場所に着いた頃には、約束の時間を10分過ぎていた。
「大丈夫だよ、奏走ってきて転ばなかった??」
「うん」
美琴は遅れてきた私を怒らず、心配してくれた。
「よし、寒いから早く買い物終わらせて、奏の家で準備しよう。」
小林が美琴の手を握り駅の中へ入っていく。
「ちょっと!!置いていくなぁ!!!」
「…あれ!?奏いたんだっけ??ごめん忘れてた、いつ来た?」
「小林、私はさっきから居るよ!!」
美琴も小林も私もこうやってふざけあってじゃれるのがたまらなく楽しくてしようがない。
3人分切符を買って、電車に乗って隣町のデパートまで買い物へ行く。
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