クリスマス

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「…寒いね」 「確かに寒いね」 美琴と私は、ポケットに入れているカイロを取り出し触る。 「大丈夫か、風邪ひくなよ?」 そう言って小林は、美琴に自分が使ってたマフラーを巻く。 「あ、ありがとう。あっ…でも小林君寒くなっちゃうよ。」 少し顔を赤くしながら、美琴は小林にお礼を言う。 「俺は寒いの慣れてるから、平気だよ。美琴は寒いの苦手なんだろ??」 「うん、でも…」 「俺は本当に大丈夫だからさ」 「…うん」 小林のマフラーを巻いて少し顔を赤くした美琴と美琴と楽しそうに話してる小林。 多分誰が見ても、恋人同士にしか見えない。
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