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♪~♪♪
三人でタクシーに乗り、私の家に向かっている途中
珍しく私の携帯が鳴った
「誰からだろう?」
携帯を開き、確認すると
陸からだった・・・
「・・・奏?」
隣に座っていた美琴が、心配そうにこちらを見ている。
「美琴、何でもないから大丈夫だよ。」
笑ってそう答えてみたが、内心大丈夫なんかではなかった。
陸からのメールの内容は
けして穏やかなものではなかった
『嘘つき…奏の嘘つき…嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき…先生を私に返してよ…私の方がずっと前から先生の事が好きだったんだから…早く先生と別れてよ…』
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