2916人が本棚に入れています
本棚に追加
『俺には梓だけだから』
本日2回目の殺し文句とともに響くついばむような軽いキスの音
もう恋なんてしないって思っていたのに
あなたは私をどれだけ狂わすの?
「ほら、戻ろう梓」
自分だって耳が赤くなるほど恥ずかしいくせに
その余裕は経験豊富だから?年上だから?
「…………好きですよ、卓也さん」
嬉しいけどやっぱり少しだけ悔しいから聞こえないように名前を呼んでやった
―――ガタン!ガタッ!
「痛ぇ!!」
「ちょっと卓也くん何やってんの!?」
……聞こえてたんだ

最初のコメントを投稿しよう!