第二章

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「おはよーかおりん」 学校につくとみんな私に話しかけてきた。 「おはよー」 「ねぇねぇかおりん!今日あいてる~?」 友達のサラが話しかけてきた。 サラとはわりと仲がよく今までも何回か遊びに行ったことがある。 サラは背が高くてカワイイよりも美人といったほうが似合う子だ。 「あいてるけどどうしたの~?」 「合コン行かないッ?私の好きな人に頼まれてさぁー。」 サラは恋多き乙女で常に誰かに恋をしている。 「合コン!?次は誰を好きになったのよ~合コンとか気使うだけだしめんどくさいょ~」 正直合コンに来る男なんてもてないブサ男ばっかりだしあんまり乗り気ぢゃなかった。 「隣の大学の宮大あるぢゃん!?そこの彼に駅で一目ぼれしてアドレス聞いたんだ~!!!超カッコイイから絶対友達もかっこいいってぇー!!!かおりんおねがーい!!!」 サラは好きな人が出来たらガンガンいく性格で、サラの美人さにほとんどの男がおちていくんだけど飽き性のサラはすぐに飽きていっつも気がついたら別れてる。 「その人がカッコイイだけで他の人はわかんないぢゃんー。」 「類わ友を呼ぶって言うぢゃん!!!絶対カッコイイからー!!サラに協力すると思っておねが~い!!」 何か使い方間違ってない!?ッと思いながらサラの必死なお願いを断ることも悪いなぁーと思い私はしぶしぶ行くことにした。
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