第二章

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授業が終わった後、私はサラとサラの友達のリカと私で待ち合わせ場所の駅に向かった。 乗り気ぢゃないなんて言いながらもちゃっかりメイクもばっちりし直して、こんなことならグリグリのカツラにしとけばよかったーと合コンが少し楽しみになっていた。 行くならやっぱり可愛いって思われたいのが女の子ぢゃん☆ 待ち合わせ場所に着いて、サラの友達のリカちゃんとも少し仲良くなってきたところに男の子達が到着した。 「ごめーん待った??」 サラの好きな人らしき人がそう言った。 「全然っ!!さっき来たとこだょぉ」 サラは乙女モード全開の笑顔で言った。 「居酒屋予約してあるんだ。そこでいい?」 「わぁ~予約してくれたのぉ~!ありがとぉ。そこいこいこ~!」 私達はそこへ向かうことにした。 男の子は2人しかまだ来てなくて後一人は少し遅れるみたいで居酒屋に直接来るらしかった。 サラの好きな人は今時な感じで細マッチョでいかにもサラが好きそうな男前の顔をした人だった。 もう一人はギャル男って感じでチャラそうな見た目だ。 私は自分がギャルのくせにギャル男はなんか苦手だった。そんなことを考えていたらあっというまに居酒屋に着いた。 そこの居酒屋は個室になっていて、お洒落な居酒屋だった。 なかなか良いチョイス♪やっぱり良い店だと男の株は上がるよねー。
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