第二章

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席に着いて飲み物を選んでいるともう一人の男の子が到着したみたいだ。 ガラガラガラッ ドアが開けられ入ってきた。 (ああああああーーーー!!!!!!) 最悪だ… な、な、なんとソイツは私の知っている人だった。 私の苦くて忘れたい高校生活を共にした同級生だったのだ。 向こうは私の事なんて気づくハズもなく、初めまして~なんて挨拶をしていた。 (も~帰りたいょぉ・・・・) なんて思いながら、サラ達に高校の同級生なんて言えるわけもなく私は我慢してこの場を乗り越えることにした。 とりあえずバレる事だけはなんとしてもさけなければ。 心の中でそんな誓いをしていると、自己紹介タイムになっていた。
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