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実際に彼は勉強もできたし普段の生活では真面目そのものだった。
あるひとつのどうしようもない趣味を除けばの話ではあるが。
順「なぁ、何で俺がよりにもよって体育委員なんだ?どう考えたって柄じゃないよ。それにさ、俺運動とか得意じゃないし。だったらこいつで新しい俺のコレクションをどんどん増やす事のほうが大事だと思わないか?」
僕「おい、まさか初日からやるつもりか?」
順「当たり前じゃん!これだけのために共学の高校選んだわけだし。」
僕「おいおい、それは言いすぎだろう?」
順「それがいい過ぎじゃないのだよ君、何せこの高校は、街でも結構可愛い女の子が集まると有名な事を君は知らないのかね?それになんと言ってもこの学校は写真部があるのだよ!写真部が!写真に、可愛い女の子との甘い恋愛生活が今から始まると思うと今から楽しみじゃないか。」
僕「おい、よだれ垂れてるぞ!」
順「あっ!とにかく俺は写真部見たいから先に行くな、帰りに行くからさ。また学校でるときメールするわ。じゃあ!」
僕 「おう!」
僕は教室を出でゆっくりと廊下を歩き始めた。
続く
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