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「思い出というよりは毎日が思い出ですよね…」
―しばらくして、その女の子がさみしげに口を開いた―
「えっ?」
「いつこの命がなるなるかわからないんですから…」
そっか!戦争中なんだよね…
桜があまりにも綺麗で忘れてた…
「毎日戦いに行く軍人さんを見送って…笑ってこの桜を持って手を降っていると桜がこんなに綺麗だったって事も忘れてしまいます…」
この子…
なんだかすごく悲しい目をしてる…
笑顔にしてあげたい…
こんな綺麗な目をしているのに…
「なっ名前おしえてくれる?」
「私は高橋 美菜といいます。年は18才あなたは?」
じゅ、18ー!こんなに小さいのに…
私は160センチごくごく普通…
そういえば昔の人ってみんな小さいんだよね…
「私は山下 あゆみ22才独身(苦笑)」
「アハ!独身まで言わなくてもいいですよ!あゆみさんっておもしろいですね(笑)なんか久しぶりに笑いました!」
「そ、そなんだ(苦笑)そんなにおもしろいかな?でもなんか役に立てた気がしてうれしい…(笑)」
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