タイムスリップ

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「美菜ちゃんはやっぱり学生さんかな?」 「はい!そうです。でも今は飛行機に乗って敵の戦艦をやつけてくれる軍人さんたちを、無事に送ってあげれるよう、お弁当を作って渡したり、畑仕事で野菜を作っています!」 「そなんだ!たいへんだねー!!」 「たいへんなんかありません!お国の為に戦ってる軍人さんたちに比べたら…」 ―美菜はしばらく空を見上げたあと言った!― 「役に立ってるだけでうれしんです!(笑)」 笑ってる…… この子はほんとにけがれもなく笑ってる… 「ごめんなさい!私…その通りだよね!こんな戦争早く終わればいんだ!」 「えっ今なんて?!」 「だからこんな戦争まちがってる!罪のない人が毎日たくさん命を落として、おかしいよ!(怒)」
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