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あれは、約10年前の出来事───── ある寒い冬の夜 蜜柑は学園の前に捨てられていた。 それを見付けたのが私達、鳴海とペルソナだ…… 鳴海「………ペルソナ、あれって」 ペル「赤ん坊…?何故、こんな所に……とりあえず連れて帰るか……」 鳴海「チッ…面倒な」 と良いながら鳴海が赤ん坊…否、蜜柑を学園内に連れていった。 初校長「これは……彼奴等の子か」 高校長「ならば私が預かろ」 姫様「此れは私にまかせてください…」 妖しげな笑みを浮かべ中等部校長は言う。 姫様「鳴海、ペルソナ……そなたらがこの子を育てなさい。勿論、地下牢で……」 鳴海「分かりました」 ペル「……了解」 高等部校長は、何かを言いたそうな顔をしたがそれで良いと言った
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