7/7
前へ
/69ページ
次へ
棗とルカは驚いていた。葵の名前が出たことに、己達が言葉を発する前に蜜柑が葵の事を心配したことに…… 蜜柑「葵ちゃんを傷付けないで」 初校長「なら分かってますよね……?」 蜜柑「はい………」 蜜柑は、皆に向かって歩いて行った。 鳴海「止めなさい、蜜柑」 ペル「葵は、姫様が預かっているんだよ?彼奴の言うことなんて」 蜜柑「クスクス……ミンナコワレチャエ」 棗「!!危ない……後ろから逃げろ」 凄い殺気をだしている蜜柑。それをみた生徒達は震えて立てなくなる者もいた。 立って歩ける人が歩けない人の手伝いをしながら逃げている。 蜜柑「ニガサナイヨ……」 蜜柑は、破壊の能力を使って先頭の人に攻撃を仕掛けた── 棗「イッ……速く行け!!」 鳴海「急いで……腰を抜かしてる人は置いて……瞬間移動で飛ばせるから」 鳴海、ペルソナ、棗のお陰でなんとか避難できた生徒達…。 ルカ「棗達……大丈夫かな」 蛍「今回は、信じて待つしかないわね……」
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

239人が本棚に入れています
本棚に追加