プロローグ

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青々と草が生い茂る丘に一人の青年が寝転ろんでいた すると一人の少女がやってきて青年に言った「ジェドいい加減起きたら?」 ジェドと呼ばれ青年は少し機嫌が悪そうな顔で少女に言った「なんでいっつもいい所で起こすんだよ、エリー💢」 するとエリー呼ばれた少女は「そんなこと言ったってしょうがないじゃん!だいたい加治屋のおじさんに感謝祭で使う氷の彫刻作ってほしいから五時に家に来てって言われてたじゃん💢」と言い返した 「……………………………ちょっと待て今、何時だ?」ジェドがエリーに聞くと 「五時三十分だよ」 平然とエリーは答えた 「ヤベェェェェェ!!すっかり忘れてた!」 ジェドは今持っている全ての力を振り絞り、全力で走っていった 一人その場に、ポツンと残されたエリーは、空を見つめながら「バーカ」とつぶやいた…
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