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豹冴君と京香はいつものよぅに仲良く話してる。
瞬は、これまたいつものよぅに、冷たくてキツイ言い方…
好きになってくれそぅもない瞬をもぅ、追っかけるのが辛くなってきていた私は
=ねぇ瞬、
瞬は何でそんなに私に冷たい言い方するん?
ほかの客にはすごく優しく接してるがぁ~
お客が喜ぶよぅに、色々接し方を変えてるんだろぅけど、
瞬のウチへの接し方はウチ自身、全然嬉しくない…
っていぅか…つらい…=
っと言うと周りいるホストの人達が
=瞬さんは美悠ちゃんの事を思って、いろいろ言ってるだけだって、ねぇ瞬さん。=
っとすかさずフォローしたのにも関わらず、瞬は何も言わずに席を立った。
もぅ~、わけわからん、
っと思ってたら、チェック用紙を持って帰ってきた。
=はぁ?
帰れってこと?
まだ3時きてないよ。…………わかった帰ればいぃんでしょ!=
っと、テーブルにお金をばらまいて走って店を出た。
何だか悔しい気持ちと
これで瞬との事も終わりだってゆぅ気持ちで涙が溢れてきた。
瞬は私の後を追っては来たが何も言わない。
でもナゼか私の手を握って離そうとしない
何の優しさだよ…
エレベーターを降り、手を繋いでいない右手を挙げ、タクシーを停めよぅとすると、その右手も握られて、
瞬と向き合う感じになった。
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