夢のような日々

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=どこ行く? あるなら言えよ行きたいとこ= っと運転中の瞬が聞いてきた。 =う~ん…、麻樹が寝てるから家まで送って= っと豹冴君が言った。 =だな。送るわ、っで豹冴の家でいいんだよな?= っとニヤニヤしながら瞬がルームミラー越しに豹冴君を見た。 二人はアイコンタクトをして =おん。うちで= っと豹冴君が答えた。 15分ぐらいして、豹冴君のマンションに着いた。 結構、大きなマンションだった。 =こんな所に住んでんの?凄いねぇ= っと私が言うと =みゆちゃん、こんな所でスゲーって言ってたらダメだって、瞬のマンションもっともっとスゲーから。 これから行くからわかると思うけど…、なぁ瞬?= っと豹冴君がニヤニヤしながら瞬を見てた。 私は急に恥ずかしくなった。 =バカぢゃねぇの、サッサと入れよ。= っと照れた感じで瞬が言った。 =夕方にでも電話する= っと私に言って京香は豹冴君の後を着いてマンションに入って行った。 車に再度乗り込んだ私に =どこ行く?お嬢さん= っとエンジンをかけながら瞬に聞かれて、 =瞬の家に行きたい!= って言いたかったけど、言えなかった私は… =仕事して疲れてるでしょ? ウチもいつもなら寝てる時間だし、…帰ろ= っと…頑張って…思いきって言って …みた。 すると瞬は急に機嫌が悪くなって、 =…わかった送る= っと言って車を発進させた。 …送る?今、送るって言ったよね…?…瞬のマンションには連れてってくれないんだぁ……っと落ち込んでると 車が停まった。
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