夢のような日々

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=…ここ、家ぢゃないよ…= っと私が言うと =…オメーの家知らねぇし…………そんなに早く家に帰りてぇんなら、道ぐらい言えよ!= っと超怒ってる。 =…怒ってんの…?…何で怒ってんの…? ……道案内なんか…しない……瞬と一緒にいたら…ダメなん…?= っと恐る恐る聞いた。 すると瞬が少し怒ったような…ふて腐れたような感じで =…みゅーが自分宅に帰りたいって言ったんだろ…?= っと言われ、ビックリた私は =そんな事、言ってないょ…瞬が家に送るって言ったぢゃん!= 大声で言った。 すると今度は弱々しく =みゅーがホントなら寝てる時間だし、帰りたいって言ったから………送るって言っただけだし= っと瞬が呟いた。 =違うよ、瞬も疲れてるだろうから、遊びに行かずに…… 瞬の家に行きたいって意味だったのに…………= っと怒って私は瞬にソッポをむいた。 少し沈黙が続いた… 不安になり瞬のほぅを向こうとしたとき 心地いい香りがしたと同時に抱きしめられた。 =オレ、ダメだなぁ= っと耳元で囁かれた時 不器用だけど、優しさに満ちた言葉に……涙が溢れた。 瞬は私の顔を両手で包み優しくキスをして、 右手で肩を抱いて、再び車を走らせた。
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