3808人が本棚に入れています
本棚に追加
=これからすればいいぢゃん、加奈(俊太の母の名前)と。
彼女は気が強いから、ケンカすると、すごいよ(笑)。
加奈と買い物だって行けばいいし~、一緒に泣いたり、笑ったりすればいいぢゃん=
っと言ってくれた。
私は……嬉しくて嬉しくて嬉しくて
=そんな事、言ってくれたの…俊太が初めてだよ=
っと泣きながら言うと
=今まで付き合ってきた男とオレを一緒にするな!=
っと言って俊太は笑った。 っと思ったら急に真剣な顔して
=オレら、一緒に住ねぇ?オレ、気が早過ぎかな?
京ちゃんとの事もあるから、すぐってわけにはいかないかもしんないけど…、
出来るだけ早く、一緒に住みたい……
っつぅか………離れたくねぇ………
ってオレ、マジどぅかしてるわぁ~=
っと今度は苦笑いした。
突然の事でビックリしたけど、私も気持ちは俊太と一緒だから
=…ウチも一緒にいたい…=
っと言って、京香に電話した。
この時の行動の速さは今考えてもビックリする(笑)。
京香に伝えると、京香も孝平君(豹冴君の本名)とそんな話をしてたらしく、
トントン拍子に引越しの日をむかえた。
俊太も孝平君も私達がキャバで働くのは嫌みたいだったし…、
私達もそんな好きな仕事でもなかったので、 辞めた。
でも家で彼氏の帰るのを待つだけなんて、
到底私達にはムリなので、週末だけ、俊太達の知り合いがやってる居酒屋でバイトすることにした。
最初のコメントを投稿しよう!