上を向いて歩こう

俊太の本音

=そりぁ今までは、
それなりに遊んでたし、

女に不自由したこともなかった。

今でも言い寄って来る女もいるよ。

でもオレ、みゅーと付き合い初めてからは

誰ともＨしてないよ。

それに、みゅーの事、

お手伝いなんて思ったことなんて、一度もない。

みゅーとＨしないのは…

そんな事しなくても満足してるから…かな。

今から考えると、前は、なんだろ、

満たされたくて、Ｈしてた時が多かったよぅな気がする。

店で騒いだ後、寂しかったり、

急に虚しくなったり…

そぅゆぅ気持ちを埋めるためっていゅのもあったと思う。

でも、みゅーに会って、初めて知った、

Ｈなんてしなくても、
充実してる自分を。

チューするだけで、

満たされちゃってんのよ気持ちとかが。

まぁ、充実してんだよ、

心も体も。

みゅーもそぅなんだと思ってた…

オレって

ホント勝手なヤツだよな、

自分が思ってることは相手も思ってたり、わかってたりするって勘違いしてた。

考えてみたら、思ってても解るわけねぇんだよ、

ちゃんと伝えなきゃ。

ごめんな、みゅー

…この気持ちを言葉でどぅ伝えたらいいのか

わかんねぇけど…

大・大・大好きだからな、

オレには、お前以上の女はいねぇんだから。

それだけは、分かっといてほしい=

そぅ言って、俊太は私を強く強く抱きしめた。