プロローグ

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 ・・・おいおい、まじでか?勘弁してくれよ。  朝目が覚めて、寝ぼけ眼に始めに飛び込んで来たのは、崩壊した屋根とその向こうに広がる雲ひとつない青空だった。さすがに一瞬で目が覚めたね。この一年でいろいろ経験してきた俺は、多少の事では驚かないスキルを身につけていたが・・・この時は驚いたね。  だってそうだろ?想像してみてもくれ。朝目が覚めると我が家が既に家と呼べる物ではなくなっていた。この状況で驚かない奴がいるか?いやいない。いたら此処に連れてきて欲しいね。俺が崇め奉ってやるから。
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