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日も傾いた夕方。
空は烏が飛び交い、綺麗な茜色に染まっている。
俺は篠田真郁(しのだ・まいく)、17歳の高校二年生だ。
彼女は無し
飛びきり優れた才能も無し
ルックスも普通…かな?。
その日、部活を終えて帰途についていた。
そんな俺に…。
それは…。
いきなり訪れた…。
――――――――――――――
プシューーーゥ!!!
『なっ、なんだぁ!?』
後ろから何かを吹きかけられた。
頭がくらくらする。
段々と遠退く意識の中、微かに女の子の姿が見えた。
そして少女はこう言った…。
『篠田先輩ゲットだぜ!です☆』
そして完全に意識が途絶えた……。
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