少女とスプレー

2/2
前へ
/11ページ
次へ
日も傾いた夕方。 空は烏が飛び交い、綺麗な茜色に染まっている。 俺は篠田真郁(しのだ・まいく)、17歳の高校二年生だ。 彼女は無し 飛びきり優れた才能も無し ルックスも普通…かな?。 その日、部活を終えて帰途についていた。 そんな俺に…。 それは…。 いきなり訪れた…。 ―――――――――――――― プシューーーゥ!!! 『なっ、なんだぁ!?』 後ろから何かを吹きかけられた。 頭がくらくらする。 段々と遠退く意識の中、微かに女の子の姿が見えた。 そして少女はこう言った…。 『篠田先輩ゲットだぜ!です☆』 そして完全に意識が途絶えた……。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

123人が本棚に入れています
本棚に追加