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僕は頭をペコペコ下げてから逃げようとした。
しかし、それは阻止されトイレへ連行された。
「テメェーナめた真似してんじゃねェーよ ぁあ゙」
ハイ…怖いです。
誰か助けて下さい!!
『…あの……離して下さいっ』
声を発すると喉笛の辺りを押さえられてしまい、
何とも言えない苦しさを味わった。
「お前〝俺〟を誰だと思ってンだ?」
…不良様で御座います。
心の中でそっと呟き僕は口を開いた。
『しり…ま……っせん…』
喉から吐き捨てるように言うと怒りに満ちた笑顔を作られた。
「ボコされなきゃ分かんねェみたいだなァ?」
ボコされても分かりません!ボコる前に名のって下さい!!
一人でツッコミを入れていると急に痛みが襲った。
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