上登地区

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どうしよう… 母さん…どうしようっ 『駄目…っ! 死んじゃ…駄目ぇ!!』 僕は気が付いたら手をかざして治癒の術を使っていた。 『お願い……死がないで』 お願い……… 《別に良いじゃん… そんなヤツ》 ドクン… 『くっ……駄目に決まってます…!』 頭痛のような痛み それに耐えながらもまだ術は発動したまま その甲斐有ってか傷口が徐々に癒されていった。      
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