普通の生活

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悠斗「遅刻すんじゃねぇかぁぁぁぁあああ!!!!」 桜の三大異界巡りツアーを何とか避け生き延びた悠斗。が問題は次から次へと、まるで悠斗を嘲笑うかのように襲いかかる。まずは… 桜「だから私がわざわざ起こしに来たと言うのに!!何故私も巻き込まれなければならんのだ!!??」 悠斗「何故って…」 美月「ハイ、あなた!愛妻弁当だよっ!(照)」 悠斗「全部テメェのせいだぁぁぁぁぁぁ!!自覚しろ、大バカヤロォォォォ!!!!」 …とキレつつも、ちゃっかり弁当は受け取る。 現在時刻 AM8:20 三人は只今気力を振り絞りながら、学園への最後の坂…通称『心臓破りの坂』を爆走中。 悠斗「T〇S!?」 その坂の長さはゆうに150mを越え、最大角度は10゚という、野球部やサッカー部にはもってこいの場所だ! 悠斗「張り切って説明してんじゃねぇぇぇぇ!!!!」 …おら、作者に逆らってっと、作者権限で遅刻させんぞ!? 悠斗「桜より理不尽極まりねぇぇぇぇ!!!!」 桜「失礼な事を言うな!!私の方が理不尽だろうが!!!!」 美月「張り合う必要性なくない!?ていうかそれで張り合って勝っても、不名誉な栄誉じゃない!!??」 …さて、作者権限を発動させる事もせず、悠斗達はなんとか3分前に教室に滑り込む事が出来た。 ちなみに3人は同じクラスである。 悠斗「はぁ…はぁ…!!危なかった…。だが…!!オレは勝っ…」 ???「紗神は遅刻な~。」 悠斗「…てねぇぇぇぇ!!??つーか何で!!??」 ???「私はお前が嫌いだからだ~!!遅刻で留年すればいいんだよ~!!!!(笑)」 悠斗「口調は柔らかめなくせに、言ってる事は教師にあるまじき問題発言!!??」 何ともダーティな笑顔を浮かべ、その教師は出席簿に 「紗神悠斗…欠席(無断)」 と書いた。 悠斗「遅刻よりヒドイ扱い!!??しかも無断で更に罪がデカく!!!!」
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