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悠斗「…さて、雑魚も冥界に逝かせてやった事だし。オレらは私服に着替えてメシ食いに行こーぜ。」
悠斗は何事も無かったようにそう言った。まぁ何事も無いと言えば無いのだが。ただ害虫を駆除しただけだし。
萌「私もご飯~!!」
茜「あ、お姉ちゃん。夕御飯はお兄ちゃんのお手製じゃないけど来るの?」
萌「何を食べるかじゃない、『誰と食べるか』なんだっ!ま、最終的にはナニを食べるんだけど…悠斗君の♪」
悠斗「…さて、時に茜よ。ワシは何がしたくて萌さんを呼んだか…覚えておるかのぅ?」
悠斗はどこぞの仙人よろしく、ありもしないアゴヒゲを撫でる真似をしながら茜に尋ねる。
茜「え~っと…、お姉ちゃんと変態あるあるとか変態の対処法とかを話す為?」
悠斗「左様じゃ。だがのぅ……
こっちも変態じゃねーかよ。」
溜めに溜めてそう呟いた。
萌「ぅぬぅ!?いくら紗神殿とは言え、今の発言は許されまい!!取り消されよ!!」
悠斗「黙らぬか、無礼者!!」
何だこの
時代劇的なノリは。
悠斗「つーかマジでそういう事は言わないでもらえます?本気で嫌いますよ?」
萌「すぐに辞めます。だから嫌いにならないでもらえないかな?舐めろと言えばどこでも舐めます御主人様。」
悠斗「え~と、どうやらご理解いただけてないようで…」
萌「ぁわわわわ!?じょ、冗談に決まってるっしょ!?」
悠斗「冗談に聞こえませんでした。」
桜「…ともかく、まずは腹ごしらえをしてから悠斗をいただくという事でいいのではないか?」
また異常なセリフを堂々と言い退けるね、この娘は。
…だが、今回の悠斗は一味違うようだ。
悠斗「…あ~、そういえばいつだったか…おじさんからこ~んなモノ受け取ってたんだけど…。タイトル『はぷにんぐ☆ふぇいす♪』、全200ページに渡り…こっ恥ずかしい日常の変顔を記録したとかいう代物なんだけどよ…」
桜「見られた瞬間、ワタクシ恥ずか死にするであります大佐殿!!」
悠斗「体験してみっか?」
桜「ぃやぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああ!!!!」
…え~、後日娘にフル☆ボッコにされた親がいたりいなかったり。
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