朝の日常…?

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桜「お、ようやく目が覚めたか(笑)」 悠斗「笑い事じゃねぇぇぇぇぇ!!!!」 息を荒げながら、胸ぐらを掴んでいた手を桜の頭に移す。そして力の限り、桜の頭を前後左右に振りまくりながら更に叫ぶ。 悠斗「毎朝毎朝目覚まし代わりに鉄拳やら蹴りやらく・ら・わ・せ・や・がっ・て~!!何度言ったら分かんだよ!?朝はおしとやかに『おはよう、朝だよ?』でいいって言ってんだろうがぁぁぁ!!!!(泣)」 桜「おしとやかではないか。」 悠斗「どこがだテメェ!!おしとやかのおの字もねぇだろうが!!!!そんなんじゃな、将来嫁の貰い手が無くなんぞウラァ!!!!」 …涙ながらに熱弁を奮う悠斗。さすがに最後の「将来嫁の貰い手が無くなる」は効いたらしく、若干しょんぼりしているようだった。 悠斗「フーッ、フーッ…!!」 …いや何も息切れするまで熱弁しなくても。 桜「………ろ?」 悠斗「あ゙?何だよ?」 桜がボソリと何か呟いたらしく、悠斗は聞き返してしまった。 桜「お前が嫁に貰ってくれるんだろ…?////」
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