肺に水

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梅雨が終わり、暑さが増してきていた頃…。         いつものように朝から病院へ行き、何事もなく帰って来た。     でもその日の夜、おかぁからメールが入る。     『部屋個室に変わったねん。』         一瞬血の気が引いた。               おかぁは部屋代を気にし、ずっと大部屋に入っていた。             考えられる事…。     私の頭の中には…           『悪化』             この2文字しか思い浮かばなかった…。
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