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電話を切って1時間程すると、再びじぃーじからかかってきた。
じぃ『なんか肺に水貯まってきてるらしいわ。
その水のせいで呼吸しんどくなってるみたいで、おかぁは酸素なくてもいけるって言うてたんやけど、やっぱりないよりはしてる方が本人も楽みたいやし…
先生もちょうど来て、まぁよくある事やって言うてたから、あんまり心配ないんちゃうか~。
大丈夫や!!』
ゆ『そっか。
それなら良かったわ!
ありがとうね!!』
そう言って電話を切った。
大丈夫と言われても、自分の中の不安が消えるわけじゃなく、おかぁの姿を見ないと安心できない。
次の日は早めに病院へ行こうと思い、この日のうちに出来る家事はやってしまった。
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