編入生はバケモノ

7/19
前へ
/65ページ
次へ
シュンキ「やぁ、あんたが先生?」 青沼「は、はい」 ツカツカと歩み寄った。 先生は、ヘビに睨まれたカエルのような顔をしていた。 生きた心地がしない先生。 青沼「ぼ、暴力は・・・」 シュンキ「遅れちまってすまん!!おれの名前は水島シュンキ。宜しくな👍」 青沼「よ、よろしく」 先生、シュンキの意外な反応にキョドる。  今度は、生徒の方を向いて、満面の笑顔で挨拶。 シュンキ「皆も宜しくなぁ」 「誰がよろしくじゃあ、アホンダラぁ!!」 スキンヘッドが血管浮き立たせながら机を吹っ飛ばす。 シュンキ「遅刻したことをいってんのか?」 別の、メッシュにグラサンがキレる 「黙れや、ゴラァ!」 シュンキ「せんせー、ここって生徒も遅刻にウルサイんだな」 先生はプルプル首を振った。 そして、 「ホームルーム解散!」 というなり、逃げ出した。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加