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LOSTエンジェ第三章 消えた友情
ハルトがアヤネとエレベータに向おうとしたその頃。
高校ではハルトとシストがシストの彼女の家に入っていたと言う目撃情報が流れた。
ハルトはシストに殺されたたんじゃないかと言う噂が学校中に流れる。
ミライはその噂を信じたくなかった。
ミライは親友二人が突然姿を消したコトから深い悲しみに落ちた。
そして、その日学校帰りだった。
ケータイでTVを見ていたときの時、突然緊急速報が流れた。
内容は、たった今シストが一般人を殺したと言う情報だ。
それは自分の知ってる場所だった。
ミライは真実を確かめるために事件の場所に急いだ。
ミライは一般人の5倍の速さで時が流れるため、目的の場所まですぐについた。
そこには血だらけのシストが立っていた。
警察や自衛隊の死体がごろごろと転がっている。
ミライはショックと失望で一瞬言葉を失う。
「…バカな…」
シストはミライがいるコトに気が付く。
「お、ミライか!見ろよこれ、全部オレがやったんだぜ!」と笑顔で言う。
「オマエは何がしたい…!こんなに殺して、何の意味があるんだ!!!」
「オレはこの世界を束ねる。
そのためにもオレに逆らう者を全て排除し、世界に見せつけてるんだよ!」
「オマエ…ハルトも殺したのか…」
シストはギロリとした目で笑いながら
「さぁ~死んだかもな!」と言う。
「そんな事よりさぁ~オレと組まないか?ミライ」
「オマエは…オレの知ってるシストじゃない。
オレはそんな奴と組んだりしない…」
「残念…もぅオレの事を分かってくれる奴はいないか…じゃあ…オマエも殺す。』
そう言うと、シストはミライに向かって歩いてくる。
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