LOSTエンジェ第二章・消えた天使

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LOSTエンジェ第二章・消えた天使

三人は能力に気付いたものの互いに秘密にし、高校の日々が過ぎていった。 だが、突然シストが不登校となる。 ハルトとミライは心配しシストの家に行く。 だがシストは家に帰ってないらしい。 「どうしちまったんだよシスト…」 二人はシストが無事なのを願った。 そしてある日、担任からシストが行方不明という情報が入る。 警察は全国手配しているようだ。 日にちが経ち、ハルトとミライはあきらめかけていた時、シストが発見された情報が入った。 それはシストが銀行に入り、金を盗み逆らった者を全て殺害したという悪い報告だった。 ハルトとミライは失望した。 この話題はニュースにも流れシストの事は日本中に広まった。 事件は地元で起きたため、まだこの近くで隠れているのがわかった。 そして、次の日もまたシストのニュースだ。 そしてまた次、また次と被害は拡大していく。 ついには警察までを殺害し、もう我慢ができなくなったハルトとミライはシストを説得するためシストを探す事にした。 ハルトは、シストは彼女の家に行っているかもしれないと思い、訪ねた。 するとドアや窓が破壊されている。 ハルトは異常を感じ、恐る恐る家に入る。そして二階に上がって部屋を覗いたそのときだった。 シストとその彼女の死体が目に入る。 「よぅハルト、久々だな。」 ハルトは激怒し叫んだ。 「なんてコトしたんだ!!!!ふざけんなよ!!」 それに対し、シストは冷静に答える 「笑えるだろ、こいつオレに逆らったんだぜ」 ハルトはシストに無意識に殴りかかった。 だが、シストは避けもせず殴られる。 「なんかしたか?」 ハルトの手は殴った部分が火傷を負っていた。 「…いったいどうしちまった…」 「今のでわかっただろ?オレは死なない、オレは神だ」 「だからって何で殺す!!」 「この女はオレに逆らった、つまり神に逆らった、だから殺した。」 「オマエの彼女だろ!!」 「神の前では関係ない」 「…ふざけるな…オマエはただの化け物だ。 絶対生きて返さない!!」 シストは「オレを殺すか?止めておけ、今なら逃げていい、それ以降神への反逆として殺す」と笑いながら言う。 「…どうかな」 そしてハルトとシストはぶつかり合う。 この時ハルトは初めて自分の能力を使いたいと思った。
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