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少年は苦しんでいた…
胸の発作に…
もう自分は長くない…
そう思うと少年はまたあの丘に行きたくなった…
あの丘は…君との思い出が沢山ある場所だから…
公園はなくなってしまったけど君との思い出はまだ残っている…
少年は苦しみながらもあの丘に足を運んだ…
…丘についた少年はある人を見つけた…
そう…それはもう一人の君…
そして君はゆっくりと振り向き…
「この場所は…朝でも夜でも美しさに陰りはないね…」
僕に笑顔を向けて…
僕が愛したその笑顔…
「アナタがその女の子を愛したように…私もアナタを愛しています…」
きっと僕はこの笑顔をもう一度見たかったんだ…
そして僕は仮面を取り…君に見せる最後の笑顔を…
僕は…また君に出会えて良かった…
そして僕は深い眠りに落ちた…
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