晴れ時々幸せ。

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俺は夢を見ていた。 誰かが側にいるような気がしたけど、この家には俺しかいないから気のせいだ。 そう思ってたんだけど。 「・・斗。・・・空斗。」 「・・・ん?」 「起こしちゃってごめんね。ご飯食べれる?少しでも食べれると薬飲めるんだけど。」 「何で晴がここに・・・?ってゆーか何で俺寝てるんだ?学校は?」 「まだ意識はっきりしてないみたいだね。今日朝訪ねたら空斗はすごい熱があったんだよ?それで今寝てるわけ。学校はお休みしたよ。」 「そっか。」 「勝手に台所借りちゃったんだけど、ご飯作ったから食べられる?」 「ありがとう。」 「うわっ!素直な空斗は見たことないから新鮮だぁ。」 「悪かったな。素直じゃなくて。」 「ふふっ。いつもの空斗だね!ご飯食べよう!」 晴は俺のために母親のように、洗濯や掃除をしてくれたらしい。 晴の作ったご飯を全て残らず食べた俺はまた睡魔の闇に落ちていった。
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