大門軍団②

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あまり人のことばかり書いてると、「感じ悪っ」とか「お前何様?」とか言われそぉなんで、たまに僕のことも書いておきます。   持田君と僕は、僕がバスケ部の1年2組、持田君はバレー部の1年5組で、大門軍団の話を僕が聞く役に徹すると言う、なんとも得体の知れない関係でした。   僕は幼い頃からイタズラ好きで、何かと人様をお騒がせしていました。 持田君にもちょっぴりウンザリしてたので、しょうもないイタズラはチョコチョコやらかしてました。 缶ペンケースに小動物を忍ばせるとか… もちろん、罪悪感に苛まれ直ぐ犯人が僕であることをバラしてましたけどね。   ある日のこと、原因は何だったか覚えませんが、ちょっと頭にくることがありました。   もう僕はだいたひかるバリの勢いで止まりません。 《しょぼい勢いです。》   仕返ししてやろうと、考えてました。   《コレだ!!》   その日はご飯給食の日。 たまたま僕のクラスでご飯があまりました。   放課後、持田君のクラスに行き持田君の机探しました。 机の中を探ると音楽の授業に使う縦笛…   《イヒヒ…》   ケースを開け笛を取り出し、バラバラになった笛のキャップを外して…   数日後…  3時間目だったと思います。 授業中の静かな僕のクラスのドアが!!   ガラガラッ!   持:『花道っ!!キシャン(貴様)ぶっ殺す!!!!!』   僕のクラスは学年主任の閻魔様の理科の授業。   ハイ!持田君サヨナラァ~です。   僕が何したかって?   笛にパンパンにご飯詰め込んだんですよ。 (´∀`)     持田君には、これ位で勘弁…   できる訳ないやん(≧∀≦)   つづく…
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