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その時。
「ま、真中開発の連中の捜査をしているガキどもの調査を頼まれた私だって黙ってらんないも同然だな。」
どこかで聞いたような声。
その時。
「うわっ!」
達哉が声をあげた。秀行が振り向いた時には、長身の男が達哉の首もとに腕をまわしていた。
「だ、誰だ!」
男は黒の革ジャンにジーパン姿、サングラスをかけてて首から銀の鎖を下げている。
その男がサングラスを片手で外した。
「オレオレ~!久しぶりだなー、お2人さん。」
その顔に秀行はビックリ仰天。
男の名は長谷川務。以前の対決の後逃げてしまったが、今回は達哉の家に勝手に入って何のつもりなんだが。
長谷川が言いだした。
「実はな、話があってきた。」
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